チャートパターンの形にばかり意識すると痛い目にあいます

チャートパターン

・チャートパターンを覚えても勝てない
・ポジションを持っている間不安で仕方ない

今回は負けるチャートパターンの原因について解説していきたいと思います。

✅本記事の内容
・チャートパターンの形だけを見てはいけない理由3つ
・チャートパターンがいつ機能するかわかるようになります
・チャートパターンの本質を理解することで格段にトレードが上達します。

チャートパターンの形だけを見てはいけない理由3つ

トレードをやっている人は上記のようなチャートパターンをたくさんご存知のはず。
当然私も知っています。
一時期TwitterでビットコインFXのインフルエンサーK◯ZM◯X氏が逆三尊でばんばん予想を当てたとして注目されトレードを全然やらない人までも逆三尊というチャートパターンは超有名な話です。

教科書通りにチャートパターンがきちんと機能するときもありますが、機能しないときも当然あります。
その機能しないとき、多くの投資は『ダマシ』という表現を使いますが、相場に『ダマシ』など存在しません。
これは、自分の思考を相場へ押し付けです。
この状態だと、安定して勝ちを積み上げることはできません。
その理由について解説していきます。

チャートパターンが提唱された時と今は環境が異なります

たとえば酒田五法のチャートパターンは有名ですが、
このチャートパターンは江戸時代の相場師でロウソク足の生みの親でもある本間宗久によって考案されたローソク足の並びを基本としたテクニカル分析のひとつです。

江戸時代に考案されたチャートパターンを現代の金融市場との環境の違いは以下になります。

  • 情報量
  • 投資の仕組み
  • 投資への参加人数

相場環境が劇的に変わっている現代に昔から提唱されているチャートパターンを
そのまま当てはめるのは危険かもと感じますね

ロウソク足を見る時間足が変わればチャートパターンは確認できません

ロウソク足を見る時間足が変わればチャートパターンは確認できません
GOLD15分足チャート
ロウソク足を見る時間足が変わればチャートパターンは確認できません
GOLD1時間足チャート
ロウソク足を見る時間足が変わればチャートパターンは確認できません
GOLD4時間足チャート

これは2020年2月25日のGOLDのチャートですが、15分足1時間足では逆三尊を意識してトレンド転換を意識している投資家は少なくありません。

しかし、4時間足になったらもう逆三尊は見れません
せいぜい下落トレンドの下げ止まりからのレンジ相場移行程度の認識です。
こうなると逆三尊の優位性は全くではありませんがないということになります。

チャートパターン以上に前提の値動きが重要です

チャートパターン以上に前提の値動きが重要です

先ほどのGOLD4時間足ですが、この時の相場環境を分析するとこうなります。

  • 4時間足で見ると上昇トレンドで高値を付けた後の大きな調整下落
  • 陽線ピンパーで下げ止まりを感じる
  • 実体は切り下がっている状態なので、まだ 下落>上昇の可能性が高い
  • 1時間足にすると、かろうじて右肩下がりの逆三尊になりそうな雰囲気が感じるレベル
  • 小さい時間足のロウソクを見ても、上昇パフォーマンスが下落パフォーマンスより悪い
    (下落1本のロウソクを打ち消すのに何本もロウソクを使ってる前項の15分足チャート参照

前提の値動きを長時間足から小さい時間足へ落とし込んで分析すると、逆三尊の可能性はあっても優位性を感じれなくなりチャートパターンに妄信しません。

また逆三尊を意識して仮に右肩部分の形成時点でポジションを持ったとしても上昇を妄信することなく、含み益になった時点で建値決済の設定やトレイリングストップを使ったりとリスクマネジメントの対応も柔軟にできます。

チャートパターンが機能する3つの条件

条件1:力強いトレンドが発生している時

力強いトレンドが発生している時_USDJPY三尊

これは2020年2月のドル円チャートです。
112円をつけた段階で頭を押さえつけられ、コロナウイルスのネガティブ材料を受けて暴落し始めたあとに作った1時間足でのなんてことない三尊が機能し、下落が進行していっています。
このように力強く一方向へトレンドが発生している場合は、多少崩れたチャートパターンでも機能するようになる傾向が強いです。

条件2:意識される節目で出た場合

意識される節目で出た場合

2018年3月〜4月のドル円で意識されていた104.500水準ででた日足ベースの逆三尊は綺麗に機能しその後、上昇転換していっています。
この104.500という水準は2016年トランプラリーのきっかけになる意識された水準であり、金融相場においては過去に意識された水準は意識される場合が多く、ここで出た長い時間足(4時間足以上の時間足)のチャートパターンは優位性があります。

条件3:トレンドラインや水平線がコンセンサスするポイント

トレンドラインや水平線がコンセンサスするポイント

これは2018年のビットコインチャート。
オレンジのトレンドラインで頭を押さえつけられ、徐々に高値を切り下げる
ディセンディングトライアングルというチャートパターンです。
買いの厚い領域に食い込み逆三尊を形成して、トレンド転換の優位性を帯びて力強く上昇してきたビットコインですが、トレンドラインと水平線のラインがコンセンサスするラインで頭を押さえつけています。
このようにトレンドラインや意識される価格帯がコンセンサスするところは、多くの投資家が意識するポイントになるのでチャートパターンが機能しやすくなります。

チャートパターンの本質を理解することで格段にトレードが上達します。

根拠の薄いエントリーがなくなります

前提の値動きを意識するようになるだけで、チャートパターンの形だけを見てのエントリーが無くなります

その結果、ポジションを持っても不安にならなくなります。

特にポジションを持った後に逆行しても不安にならず、しっかり自分が設定した利確ポイントまで待てます。

自分の思考を相場に押し付けることがなくなり、フラットでいられます

チャートパターンを妄信して自分の思考を押し付けて、
根拠のないナンピンをしたり
損きりに失敗して大きな含み損を抱えることがなくなります。

まとめ

  1. チャートパターンの形だけを見てはいけません
    ・チャートパターンが提唱された時と今は環境が異なるからです
    ・ロウソク足を見る時間足が変わればチャートパターンは確認できなくなります
    ・チャートパターン以上に前提の値動きのほうが重要です
  2. チャートパターンが機能する条件を把握すれば優位性が増します
    ・力強いトレンドが発生している時
    ・意識される節目で出た場合
    ・トレンドラインや水平線がコンセンサスするポイント
  3. チャートパターンの本質を理解すれば格段にトレードが上達します。
    ・根拠の薄いエントリーがなくなります
    ・自分の思考を相場に押し付けることがなくなり、フラットでいられます

私が、これを意識するようになった結果、トレードの質が一気に上がりました。

  • 根拠の薄いエントリーが無くなりました。
  • 含み損でも不安にならなくなりました。
  • 含み益中にビビって早期決済をすることがなくなりました。
  • 根拠のないナンピンがなくなりました。
  • 自分の思考を相場へ押し付けることがなくなりました。
  • 自分の課題や弱点が明確になり、目標設定が明確になりました。

控えめに言っても効果抜群です。
もし、チャートパターンに振り回されて悩んでいましたらお試しください!

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