チャートパターンの極意 初動を捕らえるための思考法【インバーテッド・トライアングル & ダイヤモンド・フォーメーション】

チャートパターン
チャートパターンの極意 初動を捕らえるための思考法【インバーテッド・トライアングル & ダイヤモンド・フォーメーション】

今回は、インバーテッド・トライアングルとダイヤモンド・フォーメーションについて解説していきます。

FXの本などに、基本的なチャートパターンとして必ずと言っていいほど載っているインバーテッド・トライアングルとダイヤモンド・フォーメーション。

インバーテッド・トライアングルはペナントの逆バージョンとしてよく表現され、
急騰急落の直後によく見られる乱高下相場で方向感に迷いがある時に上にも下にも広がるといった感じになる値動きです。



その後、方向性を定めるべく徐々にボラティリティが縮小していくのですが、その縮小していく形はまさにペナント(三角保ちあい)で、インバーテッド・トライアングルとペナントが合わさったひし形を形成していきます。

このひし形がダイヤモンドに似ていることから、ダイヤモンド・フォーメーションと呼ばれています。

ダイヤモンド・フォーメーションの特徴として、右に行けば行くほど徐々にボラティリティを縮小し、次行く方向へエネルギーを溜めてトレンドラインを力強くブレイクした方向へトレンドが進行していきます。

一般的に多くのFX本やサイトでは天井圏や底値圏でのトレンドの転換点のサインとして見るパターンとして表現されていますが、それを鵜呑みにしてはいけません。

他のチャートパターンでも紹介している通り、教科書通りのチャートパターンを意識する投資家の思考を逆手にとってブレイクしたと見せかけてストップロスを巻き込んでからの逆行などフェイク的な値動きも当然起きます。

今回も普通のFX本やサイト等には書いていないような本質を解説していきます。

是非最後まで読んで学習していただきご自身のトレードに役立ててみてください。

急騰急落後に出現するインバーテッド・トライアングルを制する

インバーテッド・トライアングルは、直近で見られなかった力強い急騰急落が意識される節目に喰い込んだ段階でよく見られる傾向があります。

その理由は、意識される節目に到達したタイミングで利確を検討する投資家とここが買いだと思う投資家が多数いることから、直近では見られなかった力強い自律反発が発生するということです。

しかし、勢いよく急騰急落で進行して来た値動きである以上、その自律反発を見た多くの投資家は押し目(戻り高値)と思い新規注文も入りやすい相場環境。

それゆえ多くの投資家の売り買いの攻防が激しいことから高値安値を更新させる方向感が定まらない状態になります。

インバーテッドからペナントへシフトでダイヤモンド・フォーメーションの完成

インバーテッドからペナントへシフトしダイヤモンド完成

インバーテッド・トライアングルは時間の経過とともに徐々にボラティリティを縮小させ、次行く方向を決めるべくペナント(三角保ちあい)の値動きにシフトしていきます。

その値動きへシフトしていったらダイヤモンドが完成です。

一見すると、規則性のない上がり下がりの繰り返しのようにも見え、ダイヤモンドフォーメーションを発見するのは難しいかもしれません。

実戦ではそれほど分かりやすい綺麗なダイヤモンドは出来ないからです。

なので、見分けるためのひとつのポイントとしては、インバーテッド・トライアングルの兆候となる高値と安値を更新していく不規則な乱高下が見え始めた時点で、一旦はインバーテッド・トライアングルになってその後、徐々にボラティリティを縮小させ次行く方向を定めに来るなと意識するのがお勧めです。ざっくりでもそういった仮説を一つ立てるだけでダイヤモンド・フォーメーションをイメージできますし、目先の値動きに翻弄され無駄な取引をしないで済みます。

なぜ、そういう思考の方がいいかと言うと、天井圏や底値圏で出現することが多いからといって、必ずしもトレンド転換になるという訳ではないからです。もしかしたら相場の流れの途中で継続パターンという可能性も0ではありませんからね。

反転するという先入観はもたずに、ブレイクした方向に素直に付いて行くという思考が堅実といえます。

チャートパターンの極意 注意すべき値動き

赤い点線のトレンドラインを1時間足で力強く上抜けし、次の1時間足も下ひげの長い陰線ピンバーでトレンドラインが意識されているようにも見えることから、トレンドラインの修正をしなかった投資家は上目線を継続してしまいます。
しかし、実際の値動きは高値を試すことなく下落に転じました。

ダイヤモンド・フォーメーションを意識すると同時にレンジ相場の可能性も考えておけば、逆に売りを検討できる値位置にも見えます。

これはダイヤモンド・フォーメーションに限ってではありませんが、早期の段階で引いたトレンドラインを意識してしまい偏った思考になってはいけないことが分かります。

時間的調整を妥協したダイヤモンド・フォーメーションは回帰してくる可能性が高いです。

一見、ダイヤモンド・フォーメーション完成で下抜けしていますが、インバーテッド。トライアングルの延長線上のトレンドラインでしっかりとサポートされ上昇転換してきています。
スキャルピングのような短期トレードで効率のいい急騰急落のみ狙いに行くなら問題ないトレードですが、トレンド転換を意識するには調整期間が短いうちで、インバーテッド・トライアングルのトレンドラインにサポートされた場合は、まだ不規則な乱高下相場を意識しないと危険といえます。

どうすれば負けないか?

  • インバーテッドの上限と下限を意識してレンジの可能性も疑う。
  • ダイヤモンド・フォーメーションを力強くブレイクした後に一旦回帰してくる値動きを待つ
  • 一旦の利確ポイントは、インバーテッドの上限と下限付近。

これだけです。

そのまま進行し乗り遅れたら諦める

一旦戻ってきて逆方向へ行かないことを確認した後にポジションを持てばリスクは少ないです。

これをトレンドフォロー中の逆張りと私は名付けて使用してます。

まとめ

意識するポイントは3つ

  • レンジ相場であることも意識する。
  • 保ちあい中は値動きのパフォーマンスを意識する
  • エントリーは三角保ちあいをブレイクしてから、レンジの上下限付近で一旦利確を検討する

ここをまず意識するだけで優位性があるかないか判断ができます。
あとは、自分の目で何度も繰り返しチャートを見て優位性がある値動きでどんな兆候があるか?
フェイクで終わるのはどういう時か?
実際に過去チャートを見たりデモトレードで練習したりしていきましょう。

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