チャートパターンの極意 初動を捕らえるための思考法【W編】

チャートパターン

今回は、私もエントリーの判断基準として頻繁に活用しているWについて解説していきます。

FXの本などに、基本的なチャートパターンの一つとして
必ずと言っていいほど載っているW(正式名称:ダブルトップ、ダブルボトム)。

V字やU字の2連続をイメージしていただければ何となく、2回底を試して底堅さを示し一気に上へいく値動きとイメージできるかと思います。

ですが、V字やU字の連続である以上、N字よりも更に値動きは複雑になっているのは明白ですし、
教科書通りのチャートパターンを意識する投資家の思考を逆手にとったりとフェイク的な値動きも多いです。

今回も普通のFX本やサイト等には書いていないような本質を解説していきます。

是非最後まで読んで学習していただきご自身のトレードに役立ててみてくださいね。

チャートパターンの極意 初動を捕らえるための思考法【W編】

チャートパターンの極意 優位性のあるWの値動き

チャートパターンの極意 優位性のあるWの値動き

Wのトレンド転換に優位性がある値動きは以下になります。

  • 相対的に低い位置で下落圧力に低下が見られたもののV字回復に失敗し急落転換となる。しかし、左側V字の安値を明確に割込まず右辺を切り揃えるor切り上げて再度上昇転換してきた時
  • 相対的に低い位置で底を這うようにU字を形成し上昇するも急落前水準を取り戻せず頭を押さえつけられて急落転換となる。しかし、左側U字の安値を明確に割込まず右辺を切り揃えるor切り上げる展開となり急落以上の速度で再度上昇転換してきた時
  • 左底でしっかりと底固めをしない状態でV字で急騰するも失敗し下落転換となる。しかし、下落転換する時の速度に下落優位性がなく、左側V字の安値を明確に割込まず右辺を切り揃えるor切り上げる展開となり、今度は時間をかけて右辺の底固めをしっかりした後に下落以上の速度で再度上昇転換した時
  • 左底でしっかりと底固めをしない状態でV字で急騰するも失敗し下落転換となり安値を更新してきた。しかし、2度目の下落転換する時の速度に前回ほどの下落優位性がなく、左側V字の安値を更新したものの一度左側で大きな買いが入ったことが意識され右底をストレートに下抜けできず底を固める展開にシフト。上昇速度に優位性は無いが、徐々に底値を切り上げ前回頭を押さえつけられた水準を取り戻してきた時。
Wの上昇継続に優位性がある値動きは以下になります。

Wの上昇継続に優位性がある値動きは以下になります。

  • 上昇継続中に今までにない深い下落が発生。その後上昇するも高値更新するも更新幅が限定で再度下を試しに来るも前回ほどの下落圧力はなく、左側V字の安値を明確に割込まず右辺を切り揃えるor切り上げて再度上昇転換してきた時

チャートパターンの極意 優位性が帯びWになる兆候

  • 大きな時間足の中に短い時間足で優位性のあるWがいくつも形成され始めた時
  • 左側V字回復失敗も下落圧力の失速で下げ幅が左側と同等もしくは底値が切り上がった状態で下げ止まりが見えた時。
  • 相対的に低い位置でトレンドラインや節目で多くの投資家が意識される水準でV字回復に失敗した時
  • 左側V字回復失敗で急落し安値を更新するも前回ほどの下落圧力はなくしかも安値更新幅は限定。右辺で底固めの値動きが見られ徐々に底値を切り上げ始めた時。

チャートパターンの極意 注意すべきWの値動き

  • 左底でしっかりと底固めをしない状態でV字で急騰するも失敗し下落転換となる。しかし前回より下落圧力が弱く、左側V字の安値を明確に割込まず右辺を切り揃えるor切り上げる展開となり、今度は時間をかけて右辺の底固めをしっかりした後に再度上昇。しかし前回の高値を取り戻すことができなかった時。一気に下落優位性が増す。

小さな時間軸では優位性のあるダブルで上昇するも長い時間足での下落前水準は取り戻せず下落に転じる。安値を更新するも買いの厚い領域付近で下げ止まりを見せ、再度小さな時間軸ではWを形成し上昇に転じるも前回頭を押さえつけられた水準に接した段階で上げ止まりを見せ、実体で明確にブレイクすることができなかった時。一気に下落優位性が増す。

豆知識

実戦では教科書通りの値動きはありません。

  • W失敗かと思って急落するのかと思いきや、下げ幅限定でそこからロスカットを巻き込んで一気に急騰。
  • 下落トレンドではあるものの頭を押さえつけていたトレンドラインを時間の調整で上抜け、底値切り上げでしっかりと調整を経て上昇展開するWを形成するのかと思いきやW失敗でロスカットを巻き込んで急落。

どんなに優位性のある値動きが見れても長期時間軸のトレンド方向へ進行することが多いのを念頭に入れておきましょう。

まとめ

意識するポイントは5つ

  • 大きな時間足の中に短い時間足で優位性のあるWがいくつも形成され始めた時はWが機能する優位性が高まる。
  • 左側V字回復失敗も下落圧力の失速で下げ幅が左側と同等もしくは底値が切り上がった状態で下げ止まりが見えた時はWが機能する優位性が高まる。
  • 相対的に低い位置でトレンドラインや節目で多くの投資家が意識される水準でV字回復に失敗した時は右辺の底固め次第でWが機能する優位性が高まる。
  • 左側V字回復失敗で急落し安値を更新するも前回ほどの下落圧力はなくしかも安値更新幅は限定。右辺で底固めの値動きが見られ徐々に底値を切り上げ始めた時はWが機能する優位性が高まる。
  • 小さな時間軸でどんなに優位性のあるWの値動きが見れても結果的に長期時間軸のトレンド方向へ進行することが多いので安易にトレンドと逆行するエントリーをしてはいけない。
    エントリーをするなら明確に意識されるWのサポートラインかネックラインを実体ベースでブレイクした時。

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