ここでは日々のチャート分析から取引候補としている銘柄の戦略についてノートに記録していることを公開しています。
注意
- 分析は毎日AM4:00頃に実施していますので、その時間までに形成されたローソク足での分析となります。
- エントリーポイントは公開しません。
- トレードスタイルは、スキャルピング〜デイトレードがメインです。
- 銘柄は私が見ている銘柄、Bitcoin、GOLD、USDJPY、EURUSD、GBPJPY、USDCHF、AUDJPYですが、相場環境によっては見る銘柄の増減があります。
- 優位性がない寝静まった相場環境は見ません。
- あくまでの私の戦略です。トレーダーの一意見として参考にしてください。
Bitcoin (ビットコイン)
昨日のFXチャート分析で週足は上髭の長い陽線で確定するかもと解説しましたが、引けにかけて大きく動かない限り、そのまま確定しそうです。
とはいえ、昨日の朝から短い時間足では上か下かを翻弄するような値動きが出ている状況。
もしかしたら短期トレードで焼かれてしまったという人もいるかもしれません。
こういった値動きを見せてきた時、多くのトレーダーは、よくダマシという表現をしますね。
実は、私はダマシなど相場にはないと思っています。
その理由は、ダマシが起こる原因は偏った思考と仮説不足によるものだからです。
もしかしたらダマシという表現をしているトレーダーも実はそう思ってるかもしれません。
ただ、値動きを言語化するのにダマシという表現が分かりやすい表現であるから使っているという可能性も十分あります。
なので、この記事を読んでくださっているあなたも、ダマシという言葉を聞いても相場にはダマシなど存在しない、自分がダマシにあったと思うのは偏った思考と仮説不足ではないか?と、自分を客観視してみることをお勧めします。
ということで、今日は前置きが長くなってしまいましたが、これからの値動きがどうなるかいつも通り上昇パターンと下落パターンの仮説を立てたので開設していきたいと思います。
先週に私はビットコインは上昇しか考えれないかも?という分析をしました。
結果、分析の下落パターンの値動きになり、チャネル下限を試そうかという値動きを見せています。
とはいえ、完全にチャネル下限を目指して下なのか?というとそうではなく短期平行チャネルの中間点を中心に方向感に迷いを見せた値動きを見せている状況です。
前提条件
・先週、直近の高値安値でラインを引いて形成した平行チャネルの上限を力強く上抜けし、真上の断続的に意識されるポイントである、101万円~102万円の価格帯と長期平行チャネルのトレンドラインがコンセンサスしている領域にタッチした段階で上げ止まり、そのまま売り込まれて、チャネル中間点を下抜け。
・チャネル下限まで下落することなく983000でサポートされ、チャネル中間点を上抜けしようとペタペタとへばりつく動きを見せている状況。今は、前回の値幅を広げ、意識される2つの抵抗帯とチャネル下限のトレンドラインでの三角保ちあいを形成している。
この三角保ちあいを上抜けするパターンと下抜けするパターンの仮説を立ててみました。
今回の仮説で意識したポイント7つ。
- 日足レベルでダブルボトム失敗。
- 日足レベルで意識されている101万円~102万円の価格帯
- 長期平行チャネルのトレンドライン
- 短期で平行チャネル形成中
- 短期平行チャネルと長期チャネルのトレンドラインで形成される三角保ちあい
- 98万5千円の価格帯
- 7/12 22時の急騰急落

上昇パターン
チャネルの中間点を上抜け。その後、チャネルの中間点がサポートされ、短期で高値を結んだトレンドラインに沿って顕著に高値を更新し、意識される2つの抵抗帯を試しに行く。
そして意識される2つの抵抗帯にへばりつき上抜け、直近高値を試しに行く。
下落パターン①
チャネルの中間点を上抜け。その後、チャネルの中間点がサポートされ、短期で高値を結んだトレンドラインに沿って顕著に高値を更新し、意識される2つの抵抗帯を試しに行く。
ここまでは上昇パターンと同じ値動きです。
しかし、意識される2つの抵抗帯を上抜けすることができず頭を押さえつけられて失速、チャネル中間点目指し下落、その後徐々に頭を切り下げ、チャネル中間点、98万5千円、チャネル下限と下抜けしていく。
下落パターン②
チャネルの中間点を上抜けすることができず、買い支えられていた98万5千円を下抜け、チャネル下限を試しに行く。
その後、自律反発を見せるも上げ幅限定、短期平行チャネルを下抜けて行く。
時間足別の環境認識と戦略
日足
コマで確定しそうです。
確定が陰線か陽線かで目線が変わるので引けにかけての値動きに注目したいと思います。
4時間足
直近では上髭の長い陰線コマからの下髭の長い陰線ピンバーで上か下か迷っている状態といえます。
注意したいのは、22時のストップロスを巻き込んで下落してきたローソク足を見た投資家の多くは下目線にシフトするはずなんですが、その次の4時間足で一旦安値を深掘るも一気に始値近くまで取り戻しているということです。どちらに行く可能性が高いか短い時間足から汲み取りたいと思います。
1時間足
22時の急落以降、98万5千円でサポートされ、一旦は下抜けするも一気に巻き返してきていていることからまだまだ買い圧力健在と言えます。
こうなると、22時のローソク足を見て下目線になっている投資家のロスカットを巻き込んで上昇する可能性が高くなるのも事実。
この後の時間で98万5千円でしっかりサポートされれば意識される2つの抵抗帯を再度試しにいくことは十分可能と思います。
参考資料
相場分析に使用しているTradingViewの使い方はこちら
TradingViewでインジケーターを設定する方法【初心者向け】
値動きについてはこちら
プライスアクションリサーチナビ 世界基準の分析理論を制する思考
意識される節目を特定する方法はこちら
チャートパターンからチャートの右側を予想する方法はこちら
まとめ
私の相場観が正しいと言えませんが、少しでも何かの参考になれば幸いです。