ここでは日々のチャート分析から取引候補としている銘柄の戦略についてノートに記録していることを公開しています。
注意
- 分析は毎日AM4:00頃に実施していますので、その時間までに形成されたローソク足での分析となります。
- エントリーポイントは公開しません。
- トレードスタイルは、スキャルピング〜デイトレードがメインです。
- 銘柄は私が見ている銘柄、Bitcoin、GOLD、USDJPY、EURUSD、GBPJPY、USDCHF、AUDJPYですが、相場環境によっては見る銘柄の増減があります。
- 優位性がない寝静まった相場環境は見ません。
- あくまでの私の戦略です。トレーダーの一意見として参考にしてください。
Bitcoin (ビットコイン)

昨日の日足確定度、なんとか99万円で下げ止まりを見せてチャネル上限を試しに上昇を試みるも6/27から形成されている平行チャネルの中間点で頭を押さえつけられ失速。
迷いながら下落しつつも7/10から形成されている短期平行チャネルを下抜けしてしまいました。
これは昨日立てた仮説の下落パターン2のシナリオとほぼ同じ値動きをしている状況となっています。
今の相場の前提条件
週足では、U字で底固めをして再度上を試しにいく可能性を感じる
日足では、ダブルボトム失敗以降も下落に転じず、平行チャネルを形成し顕著に上昇。
日足では、長期平行チャネルと短期平行チャネルで三角保ちあいを形成している
短期平行チャネルの中間点で頭を押さえつけられ上値が重い状況
今は過去何度も下げ止まりを見せて力強い自律反発をした98万円の節目に食い込もうとしている
4時間足より短い時間足では三尊を意識できる
三尊の右肩部分の下落は上髭下髭を伴った迷いながらの下落で、前回の下落圧力より鈍化している
今回の分析で意識したポイント
- 日足レベルで意識されている101万円~102万円の価格帯
- 長期平行チャネルのトレンドライン
- 短期で平行チャネル形成中
- 短期平行チャネルと長期チャネルのトレンドラインで形成される三角保ちあい
- 直近高値から98万円の節目までに下落にかかる時間

上昇パターン
迷いながらの下落ということもあり、98万円の価格帯は一気に下抜けできず、自律反発を見せるも99万円の価格帯で頭を押さえつけられ下落に転じチャネル下限を目指す。
チャネル下限を一旦オーバーシュートするもそこから一気に買われ力強い自律反発を見せて、チャネル中間点を試しに上昇。
その後は下げ幅限定で再度上を試し、チャネル中間点と長期平行チャネルの上限がコンセンサスする価格帯を上抜けしていく。
その後も平行チャネルの中間点でサポートされ、下げ幅限定で101万円の価格帯に喰い込んでいく。
そしてアセンディングを形成するかのように、節目にペタペタへばりつき上抜けしていく。
下落パターン
迷いながらの下落ということもあり、98万円の価格帯は一気に下抜けできず、自律反発を見せるも99万円の価格帯で頭を押さえつけられ下落に転じチャネル下限を目指す。
その後は自律反発限定でチャネル下限にペタペタへばりつきやがて力つき下抜けしていく。
チャネルを下抜けした以降、ストップロスを巻き込んで一気に急落する可能性もあるが、そのロスカットラインは短期トレーダーのロスカットラインであることが多く、効率のいい下落にならず迷いながら下落といった可能性も十分あると思います。
時間足別の環境認識と戦略

日足
陰線で確定しそうです。安値の実体を切りそろえる展開になると底固さを意識できることにもなるので、上目線継続の期待も高まることから確定足に注目したいと思います。
4時間足
直近の高値を更新できずに下落に転じていますが、上髭下髭をつけながら迷いを感じさせる効率の悪い下落となっています。
とはいえ、前回まで力強く自律反発を見せていた98万円の価格帯での自律反発は限定で安易に上とも判断できない状況です。
1時間足
直近では、安値に食い込んだ後の戻り高値を形成している状況。
2時間かけて下落した価格をわずか1時間で取り戻していることから買い圧力がなくなったとはいえ、まだまだ効率のいい下落に転じるには早いと言えます。
この後、再度下落に転じた際に底値を切り上げる展開を見せれば、短い時間足でU字もしくはダブルボトム形成してからの再上昇というシナリオも見えてくるので、再度下落してきた時の下落圧力に注目したいと思います。
参考資料
相場分析に使用しているTradingViewの使い方はこちら
TradingViewでインジケーターを設定する方法【初心者向け】
値動きについてはこちら
プライスアクションリサーチナビ 世界基準の分析理論を制する思考
意識される節目を特定する方法はこちら
チャートパターンからチャートの右側を予想する方法はこちら
まとめ
私の相場観が正しいと言えませんが、少しでも何かの参考になれば幸いです。