ここでは日々のチャート分析から取引候補としている銘柄の戦略についてノートに記録していることを公開しています。
注意
- 分析は毎日AM4:00頃に実施していますので、その時間までに形成されたローソク足での分析となります。
- エントリーポイントは公開しません。
- トレードスタイルは、スキャルピング〜デイトレードがメインです。
- 銘柄は私が見ている銘柄、Bitcoin、GOLD、USDJPY、EURUSD、GBPJPY、USDCHF、AUDJPYですが、相場環境によっては見る銘柄の増減があります。
- 優位性がない寝静まった相場環境は見ません。
- あくまでの私の戦略です。トレーダーの一意見として参考にしてください。
Bitcoin (ビットコイン)

8/7の相場分析で値動きの癖を感じると解説しましたが、あっさり否定されました。
週末の値動きを経て、これから上にいくのか下に行くのか改めて分析していきたいと思います。
相場環境を見直すと今は111万円と126万円の間で上なのか下なのか次いく方向を決めるための値動きをしている状況です。
さらにその値幅の中間点である121万5千円の価格帯が意識されて、過去では上げ止まったり、今はサポートとして機能して下げ止まったりもしています。
直近の高値を結んだ線と直近の安値を結んだ線で先細った三角形を意識できます。
相場の原理原則として、この三角形が見れた時、最初は三角形の中で値動きをしていますが、何処かのタイミングで線を越えていきます。
線を越えた後、その方向へ力強く進んで行くというのがありますが、相場の前提条件によっては、一旦逆に抜けて多くのストップロスを巻き込んで本来いきたい方向へ行くという一般的にダマシと呼ばれる値動きには注意が必要です。
一旦抜けた後に戻ってきたところの値動きでどっちに行きたいのか見極めるのが、最も堅実な戦略。
この戦略は、実際にトレードする時リスク回避として最も有効なので、是非練習してマスターしましょう。
今回の分析で意識したポイント
- 7/28を起点とした平行チャネル
- 121万5千円の中間領域
- 111万円の価格帯
- 126万円の価格帯
上昇パターン

そのまま上昇していくことも考えられますが、一旦、頭を押さえつけられ下落に転じたとしても121万5千円のサポートと短期平行チャネルの下限が意識され再度上昇。
126万円の節目と顕著に上昇し上抜けし、勢いそのまま141万円を試しにいく。
下落パターン

トレンドラインに頭を押さえつけられ、121万5千円を何度も試す展開になる。
徐々に自律反発する力がなくなりやがて121万5千円の価格帯を下抜け。
111万円の価格帯を目指し徐々に安値を深掘って行く。
時間足別の環境認識と戦略

日足
下髭の長い陰線で確定しそうです。
実体がU字を形成していることから上値は重いですが、上昇期待は継続して持てると言えます。
4時間足
トレンドラインで頭を押さえつけられてはいるものの底値は切り上げているので、まだまだ上目線の期待は持てます。
ただ、トレンドラインで頭を押さえつけられたら高値を切り下げる三角形(ディセンディングトライアングル)を意識する投資家も増える可能性があります。
上値が重い場合は下抜けする注意が必要です。
1時間足
ローソク足を見る限り、上昇時の陽線の実体は髭も少なく力強さを感じます。
一方で下落時のローソクは髭をつけての下落で迷いながら徐々に頭を切り下げている状況。
このことから、まだまだ上昇優位性は健在と感じます。
戦略
短期トレードでは目線は上で、下がったら買いを中心に組み立てるのが一番だと思います。
ただ、注意したいのはトレンドラインを抜けた後、頭を押さえつけられ一旦下落に転じた時、上昇の起点となった価格帯を一気に下抜けしてきたら、ドテンも視野に知れる必要があります。
とはいえ、まだまだ中期では上目線。
焦って無理にポジションを持たずに、111万円まで下落してきた時に底堅さを確認して買いで入るのが個人的にはおすすめの戦略です。
参考資料
相場分析に使用しているTradingViewの使い方はこちら
TradingViewでインジケーターを設定する方法【初心者向け】
値動きについてはこちら
プライスアクションリサーチナビ 世界基準の分析理論を制する思考
意識される節目を特定する方法はこちら
チャートパターンからチャートの右側を予想する方法はこちら
まとめ
私の相場観が正しいと言えませんが、少しでも何かの参考になれば幸いです。