TradingViewでインジケーターを設定する方法【初心者向け】

TradingView
TradingViewでインジケーターを設定する方法【初心者向け】

TradingViewのインジケーターは5つのカテゴリーで構成

TradingViewのインジケーターは5つのカテゴリーで構成

TradingViewには「お気に入り」「内蔵」「公開ライブラリ」「My scripts」「出来高プロファイル」という5つのカテゴリーで構成されています。

各カテゴリー毎に表示できるインジケーターが異なるので、1つずつ詳しく解説していきます。

お気に入り

TradingView お気に入り

お気に入りは、各カテゴリー(「内蔵」「公開ライブラリ」「My scripts」「出来高プロファイル」)に格納されているインジケーターで自分がよく使うものをピックアップして格納できるカテゴリーです。

インジケーターの名称の左側にマウスのポインターを当てると☆マークが浮かび上がり「お気に入りに追加」とコメントが表示されます。その時クリックすると☆マークに色が付きお気に入りのカテゴリーにも表示されるという仕組みです。

特に無料プランだと表示できるインジケーターに限りがあるので、頻繁に表示と非表示を切り替えるならお気に入り登録は便利といえます。

内臓

内蔵はTradingViewにデフォルトで搭載されているインジケーターになります。
最初から標準搭載されているので、面倒なダウンロードや導入の手間なく、クリックするだけでチャート画面に表示可能です。

TradingViewは内蔵のインジケーターだけでも、80種類以上を搭載。大抵のトレーダーの要望には応えてくれる品揃えです。一覧表でまとめているので、自分がほしいインジケーターが搭載されているか確認してみてださい。

内臓

内臓

戦略

公開ライブラリ

公開ライブラリ

公開ライブラリにはTradingViewの有能なコミュニティ開発者が作成した8,000以上のカスタムインジケーターが公開されています。

自分が普段使うインジケーターがカスタマイズされたインジケーターを見れば
「こんな使い方、設定をするのか」と新しい発見と同時に感動も覚えること間違いありません。また、すべてのインジケーターがPine言語でコード化されているため、自分用にアレンジしたり設定を変更することもできるので、多少プログラムができる人なら簡単に自分用にカスタマイズすることもできます。

My scripts

My scriptsはTradingViewのプログラミング言語「Pine」を使って、自分だけのオリジナルインジケーターを作成、編集、管理する場所です。全く新しいインジケーターを独自に開発したり、すでにあるインジケーターを改造、改良したりすることが可能です。

作成したインジケーターはTradingView上で公開することもできます。「オリジナルインジは一度作ってみたかったけど、難しそう・・・。」と思って諦めていた人は、一度挑戦してみるのもいいかもしれません。

出来高プロファイル

TradingViewのPine言語はプログラミング未経験でも比較的記述しやすい言語といわれています。上記のインジケーターが20行程度、TradingViewの公開ライブラリで約6万いいねがついている人気のインジケーターでも40行程度のソースコードで記述されています。

素人の私でも、なんかちょっと頑張れば作れるかもって思えるレベルです。

OANDA JAPANの記事「TradingView(トレーディングビュー)のプログラム言語「Pineスクリプト」って何? Pineスクリプトを覗いてみよう」を見てもそんな気になれますので間違いありません。

そこまで高度なプログラミングの知識は必要ないので、TradingViewで自分だけのオリジナルインジケーター作成にチャレンジするのも良いですね。

出来高プロファイル

出来高プロファイル

出来高プロファイルは、価格帯毎の取引高をバー形式で表示してくれる機能です。TradingViewの内蔵インジケーターに「出来高」というものがありますが、これはローソク足ごとの出来高を表示しており、価格毎ではありません。

一方、出来高プロファイルは、価格目盛りの上に視覚的に分かりやすくヒストグラム表示してくれるため、どの価格帯で取引が積極的に行われたのかを一目で確認可能。セッション毎に表示したり、特定の時間内で表示したりとカスタマイズもできるため、非常に便利です。

出来高プロファイルは無料プランでは利用できません。有料プランの「PRO」以上のプランで利用できるようになります。

TradingView

TradingViewで人気のおすすめインジケーター5つ

TradingViewの数あるインジケーターの中で、多くのトレーダーが利用し人気があるインジケーターを5つご紹介します。世界中のトレーダーが使っているインジケーターはどのような仕組みなのか?TradingViewではどのように表示されてトレードに活かすことができるのか?参考にしてください。

SMA/EMA/WMA(移動平均線)

SMA/EMA/WMA(移動平均線)

移動平均線とは、一定期間の価格の平均値をつなぎ合わせて線にしたもので、最も多くのトレーダーが利用している有効なテクニカル指標の1つです。

TradingViewにも様々なタイプの移動平均線が搭載されていますが、最も多く使われているのは次の3種類です。

・SMA(単純移動平均線)
・EMA(指数平滑移動平均線)
・WMA(加重移動平均線)

この3種類の特徴は以下になります。

SMA/EMA/WMA(移動平均線)

どの移動平均線が良いのか?
期間はどう設定すれば良いのか?

それは分かりません!

チャートの見方やトレードスタイルは人それぞれ、何が一番優位性があるかなんか分かりません。

ただ言えるのは、多くの投資家が見ている値は意識されやすいというのがあります。

たとえばJ・ウェルズ・ワイルダーは、「7・14・21」など7の倍数が相場の転換点をとらえやすいことを発見しました。

また一目山人は2000人のスタッフと7年かけて、「9・17・26」という3つの基本数値を導き出したのです。

さらにレオナルド・フィボナッチが見つけた、自然界に数多く存在する数列「8・13・21」などを使っている人もいます。

ぜひ自分の力で、自分のトレードスタイルにあった数値を見出してください。

RSI(相対力指数)

RSI(相対力指数)

RSIは、主にレンジ相場や保ち合いの場面での売られすぎ買われすぎを判断するためのインジケーターです。0%から100%の間で相場の上昇変動と下降変動を動きを表示、50%より上であれば上昇局面、50%よりも下であれば下降局面と判断します。

期間は一般的に14日が使われ70~80%を越えると買われすぎ、20~30%を下回ると売られすぎを示します。基本的にRSIは売られすぎ買われすぎを判断するオシレーターですが、RSIと現在レートが逆行している現象(ダイバージェンス)を捉えて、相場の転換点を見極めるのにも利用されています。

一目均衡表

一目均衡表

一目均衡表は、昭和初期に一目山人が約2,000人のスタッフと7年をかけて完成させ、「相場は買い方と売り方の均衡が崩れた時に大きく動くので、現在の価格が売りと買いでどちらが優勢なのか分かればよく、それを一目で知ることができる」という由来で生み出されました。日本ではもちろん、海外のファンドマネージャーにも支持され、個人投資家の中でも最も人気の高いテクニカル指標の一つとなっています。

一目均衡表は、転換線・基準線・先行スパン(2本)・遅行スパンの5本線を使い、時間論・波動論・値幅観測論の3つの理論から構成されています。

一目均衡表の先行スパン1と先行スパン2の間は別名、「雲」と呼ばれており、この雲の上にチャートがいるのか、下にいるのかで上昇相場なのか下降相場なのか、どこが抵抗帯になるのか支持帯になるのかなどを判断します。

この分析方法はあくまでも一目均衡表の1つの一般的な分析方法に過ぎません。

ローソク足とともに全世界で使われている人気のインジケーターである以上、一目均衡表は、より深く理解すれば様々な角度からチャート分析が可能になること間違いないといえます。

BB(ボリンジャーバンド)

BB(ボリンジャーバンド)

ボリンジャーバンドは、相場の振れ幅(ボラティリティ)を一定期間の価格データから測定し、統計学的な観点から価格の変動範囲を予測してチャート上に表示するテクニカル指標です。
大まかにいうと、高い確率で+2σ(標準偏差)と-2σのラインの間で価格は動くだろうという予測をもとに将来の価格の動きを予測するために使います。なお、統計学上、+2σと-2σの間に収まる確率は95.45%とされています。

TradingViewのボリンジャーバンドはデフォルトでは標準偏差±2σのみ表示されています。±1σや±3σを表示させたい方は±2σのボリンジャーバンドを2つ表示させ【設定】⇒【標準偏差】から+1σと±3σに変更すれば3本線を表示させることも可能です。

MACD(移動平均収束拡散手法)

MACD(移動平均収束拡散手法)

MACDは通称マックディーとも呼ばれている世界中で人気のインジケーターです。短期の移動平均線(MACD)と中長期の移動平均線(シグナル)を表示させ、より直近の価格変動に比重を置いてラインを表示してくれます。

基本的に、短期移動平均線が中長期移動平均線を上抜くか(ゴールデンクロス)下抜くか(デッドクロス)で売買シグナルとします。MACDの特徴は、通常の移動平均線よりもシグナルを出すタイミングが格段に早いことです。

価格の推移はヒストグラムでも表示されているため、より直感的に値動きを確認できます。だましが少ない売買シグナルと簡単に確認できるシンプルな表示方法で多くのトレーダーが愛用しているインジケーターです。

TradingViewのインジケーターの追加、設定方法

TradingViewのインジケーターの追加、設定方法

TradingViewでインジケーターを追加するには、チャート画面上部の赤枠で囲った記号をクリックします。そしてメニューが表示されたら内蔵・公開ライブラリ・マイスクリプトのどれかを選択⇒希望のインジケーターをクリックします。

TradingViewのインジケーターの追加、設定方法

画面はボリンジャバンドを表示させています。設定はボリンジャーバンドのラインをクリックし選択された状態で右クリックする。もしくは画面左上にあるボリンジャーバンドのパラメーターの歯車のアイコンをクリックで設定画面を表示させることができます。

TradingViewのインジケーターの追加、設定方法

設定画面の中はパラメーターの変更と見た目の線の色や太さや背景を設定できます。

TradingViewのインジケーターの追加、設定方法

こういった細かい設定ができるのもTradingViewの魅力ではないでしょうか、1つ1つ自分好みに設定していけば理想的なトレード環境が構築できます。

TradingViewのインジケーターの消し方、削除方法

削除は削除したいインジケーターのラインをクリックし選択された状態で右クリックする。もしくは画面左上にあるインジケーターのところにある✖️のアイコンをクリックで削除できます。

TradingViewのインジケーターは重ねることができます

TradingViewのインジケーターは重ねることができます

画面はMACDとstochasticsを表示させています。移動させたいMACDのラインをクリックし選択された状態で右クリックする。もしくは画面左上にあるMACDの横にならんだ3つの点をクリックでメニューを表示させることができます。

メニューを表示させたら移動を選択、ローソク足に重ねたいなら上の既存ペインへを選択、下のstochasticsに重ねたいなら下の既存ペインへを選択です。

TradingViewのインジケーターは重ねることができます
TradingViewのインジケーターは重ねることができます

インジケーターの設定はテンプレートで保存可能です

インジケーターの設定はテンプレートで保存可能です

画面上部メニューのテンプレートをクリックします。

インジケーターの設定はテンプレートで保存可能です

名前を入力して保存するのみ、時間足も記録できますので固定したい場合はチェックを入れると良いです。

インジケーターの設定はテンプレートで保存可能です

設定したテンプレートは画面上部【テンプレート】から1クリックで呼び出し可能。他の通貨ペアでも一瞬で設定したインジケーターを表示できるので非常に便利です。

有料プラン加入でインジケーターのテンプレート数が変わる

有料プラン加入でインジケーターのテンプレート数が変わる

TradingViewのインジケーターについて色々な角度から紹介してきましたが、注意したいポイントが「プランによってチャート機能にかなり差が出る」という点です。TradingViewには基本無料のBASICプランが用意されていますが、無料プランではいくつかチャート利用に制限がかかります。一体どのような制限があるのか?
ここでは有料プランとの違いを解説していきます。

TradingViewには、無料プランのBASICと有料プランのPRO、PRO+、PREMIUMの計4つのプランがあります。BASICプランはTradingViewの機能が無料で使えるプランですが、チャート機能に大きな制限を受けます。まず、1つのチャートに同時に表示できるインジケーターの数は最大3個、設定したインジケーターのテンプレートの保存も1つだけ可能です。

その他には、1つのタブにチャートを複数表示することはできず(分割表示不可)、アラーム機能も1つだけ設定できます。「簡単にチャートを確認したいだけ」という用途であれば、BASICプランでも十分ですが、本格的にチャート分析にTradingViewを使うのであればBASICプランでは物足りないといえます。

TradingViewの使い方にもよりますが、相場分析だけでしたら有料プランはPROで一旦様子を見てPRO+を検討するのが良いかと思います。

APIの設定をしてTradingViewで取引もするという場合でも、コスパを考慮してもTradingViewの機能を十分に使いこなすことができるPRO+がお勧めです。
1つのチャートに表示できるインジケーターは最大10個、テンプレートの保存も10個まで可能です。最大4分割の画面分割に対応し、アラートも30個まで設定できます。
有料プランの中では一番優秀だと思います。

TradingView対応のFX会社・ブローカーを紹介

TradingViewは基本的にはチャートツールです。したがって、TradingView上から直接、売買注文を出すことはできません。しかし、TradingViewに対応しているFX会社の口座をTradingViewアカウントと連携することでトレーディングビュー上から直接注文を出すことが可能です。

ここではTradingViewに対応したFX会社・ブローカーを一覧表にしてみました。
ぜひ参考にしてみてください。

OANDA Japan OANDAJAPAN

FOREX.COM

サクソバンク

TradingViewのインジケーターを使いこなしてワンランク上のトレードを目指しましょう

TradingViewのインジケーターを使いこなしてワンランク上のトレードを目指しましょう

TradingViewには、80種類以上の内蔵インジケーターと8,000種類を超えるカスタムインジケーターが搭載されています。

インジケーターのパラメーターやラインの種類、色や太さの選択はもちろんのこと、インジケーター自体を自作したり既にあるものをオリジナルに改良・カスタマイズする機能まで完全装備。

スマホアプリもあるのでいつでもどこでもチャート分析が可能です。

一流トレーダーも愛用しているTradingViewを使いこなしてワンランク上のトレードを目指してみましょう。トレードスキルをステップアップさせる環境がTradingViewには整っています。

TradingView

関連記事

TradingViewの使い方と機能を完全解説

タイトルとURLをコピーしました